なんとかなる

乳がんサバイバーの備忘録。

アライブ〜ガン専門医のカルテ 第2話。

乳がんの患者さんの話の回。

一度見て、思い出して泣きました。

 

そして、今日、母親と電話で話していたら、そのドラマの話に。

母親は、抗がん剤をしなくてはならないと言われた後に、わたしが病室で取り乱して言ったことをすべて覚えていて。

 

「旦那さんや子供がいるわけでもないし、仕事に生きがいがあるわけでもないのに、何のために生きていくのかわからない。」

「そのために、抗がん剤みたいな辛い治療をする意味があるのか」

「もう恋愛も、結婚も、子供も、できなくなる」

 

全部、ドラマの中で、20代の乳がん患者の子が言ってたことでした。

 

母親は、ドラマを見て、同じことを言っていたなと思い出してしまったそう。話しながら思い出して泣いてました。

 

今になってみれば、その時はつらかったけど、やったことは後悔していないし、そのおかげなのか元気で生きているし。

 

告知をされた時、治療が決まった時に、みんなが通る道なんだな、と。

 

三年以上経った今、何も後悔はないな、間違ってないな、そしてだいぶ強くなったな、と思うのでした。