団体信用生命保険について聞いてみた。
がん経験者が分譲マンションを買いたくなったらどうなるのか?
近所にちょっと見てみたい新築マンションが建っているということで、人生初めてマンションのお話を聞きに行きました。
ずっと気になってたのは、団体信用生命保険。家を買うときにつける、アレです。
乳がん経験者ということで、今現在保険に入れません。じゃあ、家を買いたくなったらどうするのだ?もう諦めるしかないのか?と常々疑問に思っていました。
これはちょうどいい!疑問を解決しよう!
と、予約を取ってみました。
不動産売買の話を聞くのも初めてなので、ローンのことも根掘り葉掘り聞いてみました。35年ローン、はもう無理で(笑)、今すぐ始めると33年。
今の家賃よりは上がるけど、自分の財産になりますよ、という言葉にふらふらと惹かれる。これからの老後の住まいが心配になることもあったりするので。
で、散々ローンの計算やなにやら、数時間話して最後に爆弾を落としてみた。
「あのー、ここまで話を聞いて言うのも申し訳ないんですけど、わたしがんに罹患しておりまして。」
えっっっ。。。
しーん。。。
となる。でもさすがにプロ。さまざまな状況に慣れておられる。
不動産屋:ちなみにどんながんですか?
わたし:乳がんです。今も投薬治療中です。長いんですよね、乳がんて。ダメですかね?やっぱ。
不動産屋:そうですねぇ、ほかの病気だと団信に入れたケースはあるんですけど、まぁ、確認はしてみます。
ということで、じっくり話した結果、
- 銀行から借りる場合は団信に入ることが必要
- フラット35なら団信ナシでも大丈夫
だということが判明しました。
そこでもう1つの疑問。
わたし:団信ナシだと、(死亡した時など)何かあったらどうなるんですか?親族に何か被害が及びますか?
不動産屋:それまでに支払った金額にも寄って損得の勘定はありますが、死亡した時は、もし親族が相続を拒否すれば、それ以上金銭的に支払わされることはないです。国のものになります。
なるほど。
でも団体信用生命保険に入っていれば、何か健康上の大きな問題があった時に、それ以降ローンの支払いがなくなるんだから、安心に越したことはないよね。
その安心感はないけれど、がんに罹患しても、ローンは組めるということがわかりました。
勉強になりました。
で、そんなことから火がついて、家を購入することも視野に入れてみることにしました。まだまだ長い旅にはなりそうですけどね。