なんとかなる

乳がんサバイバーの備忘録。

再縫合、そして抗がん剤が決定。

退院してからの1ヶ月弱、とにかく忙しかった。

 

退院直後、一人暮らしのわたしの食生活を心配して、友達が会社帰りに寄ってくれたり、ご飯作ってくれたりした。(※お料理はきらいじゃないけど苦手です)

みんなの優しさが身にしみた。

 

その後のブレストセンター通院

傷跡の治りがあやしくて、ずっとぐじゅぐじゅしてた。

抗がん剤も控えているから、なるべく早く傷口を落ち着かせたい、ということで、日帰り外来手術で再縫合をした。

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病理結果とPET-CT。

退院して9日後、病理結果を聞きに行った。

 

もういいんですよ、抗がん剤必要ってわかってますから。

でもね、リンパ19個検査して、6個に転移があったって。朝一の予約だったけど、朝一ショック。

 

前日に初めて会った同じ病気、同じ主治医の方から

病理結果、プリントしてください!って言ったほうがいいよ!

とアドバイスされたので、言ってみた。だって、口頭だとわからないもん。

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退院とこれから気をつけること。

退院っ!

 

月をまたがなくてよかったよ。

 

長い入院生活の間にわりとなんでもできるようになった。

たとえば、髪を結ぶこと。 

最初は全然腕が上がらなかったのだけど、毎日の生活でいつの間にやらできるように。

どんどん腕が上がるようになって嬉しかったり。

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長い入院生活といろんな訪問者。その2。

毎日がパーティ?

 

大騒ぎ体質のせいで、毎日毎日たくさんの友達が遊びに、お見舞いに来てくれた。 

ur-not-alone.hatenablog.com

 

ほんとうにありがたい。

何より気分が紛れるし、病室はなぜか笑いに溢れてた。 

笑いってすごい。

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長い入院生活といろんな訪問者。

ぜんぶ、ドレーンのせいだ。

 

術後ドレーンを二本つけていた。一本はすぐにはずれたけど、排液の量が減らなくてもう一本がどうにもこうにもはずれない。

 

主治医の説明だと5日くらいと言われていた入院期間、なんと結局13日となりました。

…ええ、すごい個室代ですよ。給料もぶっ飛びますよ。

 

最後の5日くらいは毎回看護師さんに、

まだですか?まだですかー!

って聞いてたけど、なかなか50cc以下にならなかった。

 

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手術の翌日と翌々日。

病院の朝は早い。

 

手術当日はいろんな管をつけたままの状態で寝ていた。夜中には何度も何度も看護師さんが来てくれ、対応してくれた。

父がずっと入院しているため、病院関連事情に慣れてる母も、この病院の素晴らしい対応ぶりには感動してた。 

 

自由の身になる

この日の朝、尿道カテーテルが取れると自分でトイレも行けるようになって、自由の身になる。

朝ごはん前に、若干スパルタ的に、

起きてみましょうか(ニッコリ☆)

ということになった。

 

えっ、いま?この早朝に??

 

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全摘+同時再建手術。

朝一の8:45から手術予定。

 

6時前には起こされ、用意された飲み物を飲み、感染症予防のために専用のスポンジとせっけんで入念にシャワー。さらには看護師さんをシャワー室の呼び出しボタン呼んで、ちゃんと洗えているかチェックしてもらう。たしか二回この専用スポンジ使った記憶があるから、夜と朝二回入ったんだな、きっと。

 

母が恐ろしく早く到着した。

目覚めてたけどまだ寝たいなぁとか思ってたから、たぶん7時とか。いったい何時に家を出てきたんだろ?実家から病院までは少なくとも1時間半はかかるはず…。眠れなかったんだろうな、私は爆睡だったけど。

スッピンだし飲み食いできないし、やることもなく手術着に着替えて、友達からの励ましメールに返信しながらお迎えを待つ。

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