なんとかなる

乳がんサバイバーの備忘録。

あの子なら、大丈夫。

抗がん剤前のラスト数日は生もの三昧


元気なのも6月末まで(抗がん剤始まるまで)かな、と思ったので退院後の1ヶ月はたくさんの友達と会って、ごはん行って、話しまくった。

 

それも大詰めを迎えた頃、やっぱり生ものを心行くまで食べておかないと!と思って、生ものとお酒を楽しんだ。

抗ガン剤をすると免疫力が低下して、生ものは良くないとネットに書いてあったから。

(でもそのあと先生にいろいろ聞いたら、新鮮なら平気ですよって言われた)


いつも支えてくれる高校時代の親友たちと築地でカウンターでお寿司を食べた。お酒も結構飲んで、昼から夜まではしごして話し続け、笑い続けた。四半世紀以上も笑い続けていられる関係って大事だな。


また別の日は、友達のお母さんと友達のお友達と(直接の友達は今海外に住んでいるのだけど、友達の友達はみな友達ってことで)。土佐料理のお店で、大好きなカツオのたたきをはじめ、はちきれそうになるくらいに食べまくった。いつかみんなでハワイへ行こう、ハワイが無理ならグアムでも、と話した。

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この2回の生もの大会のとき、別々の話で
「あの子なら、大丈夫。」
ってわたしのことを知っている人が言ってたよ、って聞いた。
旅先で数日過ごしたことがある人と、わたしを昔から知っている人がそう言っていたらしい。

何をもってして、何をわかってそんなこというのよー!わたしは不安なのよー!!
って思ってしまう人ももしかしたらいるかもしれない。

その時の精神状態にもよるのかもしれない。

でもわたしは、みんなが、なぜだかわからないけど、根拠ないけど、


「あの子なら、大丈夫。」

 

って思ってくれていることで、自分でも、大丈夫。って思えたんだ。