親の気持ち。
思い出すから、見たくない。
抗がん剤で脱毛した時は、あまりにも衝撃的で、泣いたりもしたし感傷的にもなりました。
でも、それに慣れてくると、わたしの場合、なんだか楽しんでしまいました。苦手意識のあった帽子をかぶって楽しんだり、髪洗う必要なくて全身一つの石鹸で洗えたり、ドライヤーいらないから朝ラクチンだし。今となっては脱毛もいい思い出で、私の経験の一つ。
写真で経過を記録したりして。
先日実家に帰った時に、スマホでおハゲ時代の写真を見つけたので、母に見せたんです。
そしたら、冒頭の言葉。
思い出すから、見たくない。
あの頃は、興味本位からか、頭は今どうなってるの?とか、見せてとか、言われたけど。
やっぱりショックだったんだな、って。
親というものは、いつも子供のことを心配してやまないんだなと改めて思いました。