なんとかなる

乳がんサバイバーの備忘録。

8月のいろいろ。

8月末に父が他界しました。

11年前に脳梗塞で倒れ、それからずっと家には帰れず、入院していました。


脳梗塞からの脳出血で半身不随になり、話せなくなり、途中までは文字を書くことができて意思疎通がなんとなくできていました。でもやはり長い闘病生活、いつしか文字を書くこともできなくなり、ほぼ寝たきりに。耳は聞こえていて目も部分的には見えていました。


親不孝な娘は、自分の生活を大切にしすぎて数ヶ月に一度しかお見舞いにも行かなくなっていました。その分実家の母は毎日会いに行った11年間でした。日数にすると3500日を超えるそう。


本当は9月初めから会社への復職を予定していたのだけど、結局父は亡くなり、お葬式があったりして、復職は来週からに。

でも、休職していたおかげで、最期の1週間は毎日付き添えたし、2人の時間もあった。最期も家族4人で過ごすことができた。きっと父がそのようにうまく仕組んだんじゃないかな、と思いました。

もう娘も病気(乳がんもうつも。父は知らないけれど。)を克服して、「大丈夫だ!」って見届けてくれたんじゃないかな。


お酒が大好きだった父。数回だけ、2人で飲んだ思い出があります。娘や息子と飲むのを楽しみにしていたはず。もっともっとちゃんと話したりすればよかったな、っていう後悔があります。話せるうちに話さないと意味がないなって思う。

 

一緒に過ごせる時間を大切にしないとね。

 

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