なんとかなる

乳がんサバイバーの備忘録。

乳頭移植手術やってきました。

ついに、乳房再建の旅が終盤を迎えました!

 

この1週間、風邪っぽいなぁと思って飲み会をキャンセルしたり、早く寝たりしていたのですが、2週間の禁酒生活を前に、やっぱり飲みに行ってしまいまして。

そしたらついに、手術の前々日から声が出なくなりまして。 

 

こんな体調で手術してくれるかなぁと心配していたけど、幸い熱はなかったので、乳頭移植手術は予定通り行われました。

1年ぶりの手術という状況に少々緊張。

 
手術の流れはこんな感じ。

いつもの診察室に通される。

前にやった方のブログを読んでいたら、手術用の服に着替えていたのでそのつもりでいたら、なんといつもの診察のように上だけ全部脱いで、診察台(椅子)に座らされる。拍子抜け。

下はレギンスのようなものを履いていたので、見た目はもはや江頭2:50(笑)

椅子が倒され、ベッドになり、その上に寝て両胸消毒。

体の上を、手術用の紙で覆われて、乳頭のところだけ穴を開けられる。

先生が颯爽と登場。

やっぱり顔は隠しましょう、ということで、お風呂の椅子(!)らしきものが顔の上に乗っかり、椅子の穴から様子をうかがう形に。なかなかの個性的な手術模様。

何かやる時は言ってからやるので、安心してください、とのこと。

右の乳頭あたりに麻酔!激痛!!

痛かったら叫んでいいですからねーってやる前に言われたくらいだから、みんな叫ぶんだろう。

風邪で声が出ないのに、

「いったぁぁぁぁぁい!あー痛いっ!」

とかすれた声で叫び続けること10秒くらい。

いい叫びですねぇ、呼吸もいい感じ、うまい、と褒められる。

そのあと、ほんの少しの時間で、

はい、切りましたー

と。あっという間。そのあと切ったところを縫い合わせる。

次に、左の再建側にも麻酔。

右に比べたら、全く痛くない。さすが感覚が鈍いだけある。

そこに、右から切り取った乳頭をつける。

どうやってつけたのかは謎だけれど、右を切って縫うよりも、もう少し時間をかけて縫っていた感じ。 その間右の乳頭は、止血のためにずっと看護師さんが押さえてた。

はい、終わりですー

先生のいた時間はたぶん15分くらい。ほんと、あっという間。

止血して、ガーゼ、テープでしっかり抑えられ、体を拭かれて終了。

あっという間。

 

通常1週間くらいで移植した方の乳頭がくっついてくるけれども、放射線治療をしているから、もう少しかかるかもしれない、とのこと。

 

術後に使っていた、前開きのブラジャーを持っていき、それをつけて帰ってきました。きつく押さえすぎでもいけないみたい。

 

注意事項いろいろ
  • 2週間、テープは絶対にはがさないこと。
  • 痒くなったりしたら、連絡すること。絶対自分ではがしちゃだめ!(鶴の恩返しみたい(笑))
  • その間、血流が良くなることはしないこと。
  • 禁酒。
  • あったまる鍋とか、辛いものはダメ。
  • 汗をかくようなこともダメ。
  • シャワーは下半身のみ。半身浴もダメ。
  • じんわりと汗をかく状況にも注意。(服で調整)
  • こたつや電気毛布でくるまって寝るのもダメ。
  • タバコ吸わないけれど、受動喫煙にも注意。
  • 3日間は処方された抗生剤を飲む。

 

年末年始は、17日間の休暇を取っているのだけれど、その間あんまり予定も入れていないので、普段よりものんびり過ごすつもりです。 

 

気になる左右差

手術の前に、健側が垂れてきて再建した胸と形がどんどん変わってきちゃうんじゃないか疑惑を聞いてみたのです。

今日手術室に飾られてたわたしの胸の写真見てもやっぱり違う。

看護師さん曰く、筋肉を使うようにすると垂れが防げるみたいですよー、と。ヨガとか胸を開く動作をするとか。あとはブラジャーをちゃんとする!まぁ、別に日々ノーブラなわけじゃないんですけどね。

 

今回の乳頭移植手術、一番のハイライトはやはり健側への麻酔、でしょうか。感覚が鋭いところなので、痛みを特に感じるのだそう。

乳首にピアスしてる人とか、めちゃめちゃ痛かったんだろうなぁと想像してみたり。 

 

帰宅後麻酔が切れて、ズキズキしてます。ボルタレンを飲んだのでおさまりますように!

 

すっかり忘れていた、ふるさと納税のお野菜が届いた!年末年始、お料理しなさいってことかしらね?

 

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