女子と乳がん。
先日この本をポチりました。
乳がん体験者が一度はどこかで彼女の記事や文章を目にしたことがあるのでは?
前作の『彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか』を抗がん剤の副作用でだるだるの中寝転びながら読んでいたのを思い出す…。
その彼女の新作。
前作は闘病中の治療あれこれも書かれていたけれど、今回は闘病中から今に至るまでの、主に生活していく中でのモヤモヤやあるあるが書かれています。
わたしはもはや女子と言われる年齢ではないけれど、
わかるわかる!
と思わず共感してしまう。自分がこれまで感じたことと同じだったり、実際にありそうな世間からの誤解などに対する思いや意見がもりだくさん。
(特に若くして)がんに罹患した方がこれから治療し続けていくにあたり、そして社会の荒波の中で生活していくにあたり、起こりそうなことや知ってたらよかったことなどを実体験やインタビューを元に書かれていて、参考になります。
また、その友達、家族など身近な人が読んだら、その罹患された方がどんな風に思うことがあるのかを状況を目に浮かべながら理解できるかもしれません。
率直で爽快な文章は、これからもガンガン行こうぜ!と、なんでもできるような気にすらしてくれます(笑)がんのことなんて気にしちゃいられない!って。
もし気になったら読んでみて。