なんとかなる

乳がんサバイバーの備忘録。

もの好き?な女。

夜と朝に2本映画観ました。

 

しかも、もの好きなことに、2本ともがんネタ。

人から聞いて気になっていたり、観たいリストに入っていたものを観ました。

 

※なかなか身につまされる内容や心情が出てくるし、いろいろと考えさせられることはあるので、告知直後や治療真っ最中の方には正直オススメしないです。わたしも告知から1年半以上経ち、ひと通り大きな治療を終え、いま幸いにも元気に暮らしているので観られたのだと思います※

 

『きっと、星のせいじゃない』

The Fault in Our Stars

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映画「きっと、星のせいじゃない。」公式サイト

 

ざっくり言うと、がんのサポートグループで出会ったティーンエイジャーの切なく甘酸っぱい恋のお話。がんがテーマということ、また命の終わりが見えている若者たちの話なが、彼らの短い人生の中で大切なこと、そしてそれがあるだけで幸せと思えることを感じさせられました。

がんが転移して苦しむ様子など、目を覆いたくなる場面もあったけれど、今ある命を精いっぱい生きる主人公たちから、前向きにしてもらえた映画でした。

 

『マイ・ベスト・フレンド』

Miss You Already

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映画『マイ・ベスト・フレンド』公式サイト

 

ざっくり言うと、タイトルの通り女同士の友情のお話。小学生の頃から親友の2人。1人は乳がんに罹患し、1人は不妊治療。乳がんの描写はまさに告知から始まり自分が辿って来たことそのもの。抗ガン剤に備えてウィッグを試着し坊主にする場面なんて、その時のことを鮮明を思い出してしまって。わたしも友達に付き合ってもらったから、その時どんな気持ちだったんだろう、とか考えて。

がんになった方の若干自己中心になる気持ちもすごくわかるし、戦ってる親友に妊娠を言い出せない気持ちもわかる。自分だったら…と置き換えながら観てしまいました。

いろいろ英語の乳がん治療専門用語が出てきたので、もう少し前に観ていたら役立ったな、と思ったよ。

 

どちらの映画も、最後は自分の運命を受けとめているのが、なんとも言えず。これもまた自分に置き換えてみて、もしも自分に万が一そんなことがあったら、できれば受けとめたいなぁと思うのでした。

 

それにしても。

眠くならなかったり、映画を2本も観る元気があるのは、薬が効きすぎて元気なのではないか、とちょっとこわくなる。先生にメールしてみよう…。

 

そういえば、ありがたいことになぜか、痩せた、痩せたと言われます。

この1週間で3回くらい言われました。でもね、体重もお肉の量も変わりないんだけどね(笑)

髪型のせいかな?