なんとかなる

乳がんサバイバーの備忘録。

放射線の続き。

25日、5週間の毎日の放射線通院。 

 

出勤前に通っていたので、わたしのルーティンはこんな感じに。

  1. 8時過ぎに家を出る。
  2. 50分のウォーキング。(雨の日は電車)
  3. 9時前に病院に着く。
  4. 放射線照射する。15分くらい。
  5. 週一の先生の診療がなければ、9時半には終わる。
  6. 途中のドトール(もしくはタリーズ)で10時までお茶。
  7. 10時半に会社に出勤。

 

会計も毎週金曜日にまとめてもらったので、照射が終わればすぐに帰れる。早い日は9時20分とかには終わっていたかも。

 

一番のポイントは、10時までのお茶タイム

どんなに早く終わろうと、早く会社には行かないぞ!と決めた。

 

毎日毎日の通院て、結構しんどい。抗ガン剤よりは全然副作用もないけど、なんだろう、すごい気が滅入ったし疲れた。

だから、この時間はゆっくりする時間にあてて、心を取り戻すために使った。

 

昔のわたしだったら、

なるべく早く会社行かなくちゃ!

って思ったと思う。

でもやーめた!もう少し気楽にいこう。

 

お茶タイムというより、朝ごはんタイムになり、ほぼ毎日モーニングセットのホットサンドを食べていて、歩いてはいたけどそれ以上に食べてる気がした…。それで少し太ったかも?

 

で、どんな副作用があったかというと。

めまいと吐き気が少し。

照射開始から1週間くらいの間だけ。その後慣れたら消えた。

 

だるくて眠い。

ひどくはなかったけど、気分がすぐれなかったのはやっぱりだるさがあったんだと思う。

仕事に支障はないくらい。

 

ヒリヒリと乾燥。

1週間から10日くらい経つと、皮膚がヒリヒリしてきた。最初から処方された毎日ヒルドイドクリームを塗りまくる。

保湿は再建乳房にも大事なことなので、念入りに。

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放射線が終わり間近になる頃、痒くて眠れなくなってしまったので、追加でアズノールとリンデロンを処方してもらって塗った。

いやー、あの痒さは…つらかった!

 

日焼けのような黒ずみ。

これも10日くらい経った頃から気になり始めた。

左の乳房と鎖骨、首、その裏側にあてたのだけど、日に日にくっきりしてくる境界線。

首も前から見たらくっきり半分黒い。後ろから見てもそう。冬でよかったかも?

脇の下あたりの黒ずみが一番ひどかったかな。

でも、終わってしまえばどんどん治るし、3ヶ月経った今は黒さはほとんどない。

…ホクロが増えた?という別の不安があるけれども。

 

下着に注意

副作用じゃないけど、マーキングが下着とかキャミソールとかについちゃうから、どーでもいい下着とかキャミを着るに限る。

これ、洗っても洗っても、もう色は落ちません。ダメにする覚悟で!

 

疲れたなー。

間をあけずに平日毎日通うことで、緊張感もあって結構疲れた。

そして、転職して、試用期間終わって、っていう頃で、プレッシャーや頭が全然回らない自分へのダメ出しとか重なって、またしても泣く日々が続いた。通院で気も張っていたのかも。

 

最後の2週間くらいは、痒くて眠れないわ、通院に疲れたわ、で診察で泣いたりしてた。

またカルテに、泣いたメモが増えた、たぶん。

 

放射線が終わったら、あとはホルモン治療になる。大きな治療がとりあえず全部終わったことになるのに、抗ガン剤が終わった時と同じく達成感がない…。

 

嬉しかったことっていえば、マーキングを気にせずお風呂に入れる!っていう解放感はすごかった。

ゴシゴシ、は厳禁だけど、いつも週末は3日間、消えないようにと気にしてお風呂だったからね。

 

精神的に辛いピークは放射線終わる頃だったな。

そんなこんなで、聖路加の精神腫瘍科の門をたたいたよ。