乳がん告知。
検査からの1週間は眠れなかった。
ずっと夜中の検索がやめられなくて、目をつぶればドキドキしてた。
月曜日からアメリカへ出張だったのをキャンセルさせてもらい、人の少ない職場で仕事。とりあえず仕事だけはたくさんやることがあったので、冴えない気分ながらこなして、夜は検索。
4/20は午前中の予約で、会社を抜けて一人で聞きに行った。
診察室に入ると、主治医が座っていて、目を合わせて、あいさつをした。
「悪性でした」
そんな感じのことを言われた気がする。
それからは、
- 「浸潤性小葉がん」であること
- 乳がんの治療についての説明
- しこりではなく散らばってるタイプのがんであること
- なので、大きさで表すと広範囲(大きい)ので、全摘手術が必要なこと
- 同時再建という選択もあること
- でもがんの位置からして、乳輪乳頭は残せないこと
- ホルモン陽性なので、ホルモン治療は行うこと
- 今のところはリンパへの転移はなさそうであること
- 手術での病理検査の結果次第で今後の治療が決まること
が淡々と話されたと思う。また泣いた。
そしてその場ですぐに手術の日程を決めた。混んでいるので2ヶ月待ちという話を前回聞いていたけど、ちょうどあいたとかで、ぴったり1ヶ月後の5/20に手術日が決まった。
これから手術までの間にいくつかの検査をしていくので、それらの予約も一気に入った。
その日は、その後尿検査と血液検査だけして会社へ戻った。めまぐるしくいろんなことが一気に押し寄せてきて、頭の整理がつかなかったけど、自分は確実に乳がんだった、ってことだけはわかった。
会社へ帰る途中の公園で母に電話をした。電話口の母は、冷静だった。
その日会社の部屋には私とあと2人しかいなくて、泣いても大丈夫だった。ずっと心配してくれてた先輩同僚が、お茶に連れ出してくれて、食べてなかったランチを食べて、少しだけ落ち着いた。
さて、どうするか。